八尾で飲食店を営む主人が集結。食を軸にした地域活性をおこなう

80会(はちまるかい)

2011年9月19日に行われた、「第1回 八尾グルメッセ」。八尾の飲食店17店のスタッフほか、オレンジのTシャツを着たボランティアスタッフの姿も。

「食を通して八尾を元気に」をスローガンに掲げ、2011年春に活動をスタートした「80会」。大阪府八尾市を拠点に活躍する、飲食店17店舗による、地元密着型の集いだ。

メンバーは30~40代の店主が中心。当会会長の竹田英人さん(市松 店主)曰く、「八尾の飲食店を盛り上げるとともに、地域活性にも貢献できたら」。活動は、一般客をターゲットにしたイベントが中心。その記念すべき第1回目のイベントが、昨年9月に開催した「八尾グルメッセ」だ。

会場となった買物公園(通称・河内音頭公園)には、17店の屋台が並び、和洋中、焼鳥、インド料理、スイーツ・・・と、そのジャンルは多岐に渡った。「個人店舗が集まりイベントを開いたのは、八尾で初めての試みだったようです」と、竹田さん。各店舗にはオープン後すぐに行列ができ、1時間弱で300食が完売する店もあらわれるなど、賑わいをみせた。そして、想定来場者1500人の倍にあたる、3000人強の一般客が、一日限りの屋台イベントを楽しんだ。「地域活性はもちろん、イベント収益の一部は、東日本大震災の被災地へ寄付させて頂きました」と竹田さん。この「八尾グルメッセ」は今後も、年1回ペースで開催していくという。

そして新たな試みが、今年5月18・19日に開催予定の、店舗回遊型イベント“ 八尾 「まめかち」食(SHOCK)!”だ。近鉄八尾駅からJR八尾駅周辺の飲食店約50店舗が、2日間の特別メニューを各店で提供。参加者は事前に、4枚綴り800円のチケットを購入。当日は、チケットを使い、食べ歩き&はしご酒を楽んでいただくという。

「今までは地元の飲食店同士、あまり交流がありませんでした。ですから、この80会がきっかけとなり、お客さんに楽しんで頂くことを大前提に、八尾で店を営む同業者の繋がりを深めていきたい」と竹田さんは話してくれた。

会場は、買物公園(通称・河内音頭広場)。各店舗200食を用意し、売切次第終了というシステムに。各店、オープン直後から行列となり大盛況となった。
当日は、50名以上ものボランティアスタッフが集まった。なお、イベント収益の一部は、福島県「郡山 アーバン・デザインセンター」へ寄付した。
「80会」会長の竹田英人さん。「“八尾グルメッセ”と、この5月に開催する“八尾「まめかち」食(SHOCK)!”。この2つのイベントは毎年開催したい」と話す。
八尾市が開催する「八尾若ごぼう 半日体験ツアー」などにも積極的に参加。80会は、地元食材の良さを発信する役目も担っている。
「八尾若ごぼう」の畑見学や、収穫体験も実施。
生産農家との交流のほかに、「八尾若ごぼう」を使った創作料理も披露した。
『80会(はちまるかい)』最新イベント情報

八尾「まめかち」食(SHOCK)!

80会(はちまる会)では「おいしいもんを食べて元気に!」を合言葉に、 八尾の飲食店同士の交流と、八尾の商業活性化を願い、 買い物もランチも、飲み歩きも楽しめる“店舗回遊型”イベントを開催。

【開催日】2012年5月18日(金)、19日(土)
【時間】参加店舗の設定時間により異なる
【店舗数】近鉄八尾駅~JR八尾駅周辺の、80会認定店舗、約50店
【料金】800円4枚綴りのチケットを、参加店舗で前売り販売。
*詳しくは後日、関西食文化研究会サイト内「食の情報」にて紹介させて頂きます。

80会
発足 2011年春
会員 大阪府八尾市で飲食店を営む、店主を主とした団体。

[ 掲載日:2012年3月30日 ]